主語と述語動詞

主部の核をなす名詞若しくは名詞相当語句を主語といいます。

例えば、

The apple on the table is yellow.

述部はThe apple on the tableで主語はappleです。

また、述部の中心となる語句を述語動詞あるいは動詞といいます。

例えば、

He bought a car made in Japan.

述部はbought a car made in Japanで述語動詞はboughtです。

madeも本をただせば動詞makeに由来するものなのですが、ここでは「作られた車」と形容詞化しています。

一文に動詞らしきものが数個ある場合、どれが述語動詞なのか見分ける力が入り組んだ文構造を見抜くカギになります。

文とは

語数を問わずある種の思想や感情などを表現するものを文とよびます。

文の出だしはたいていの場合、大文字で始まり、ピリオド(.)、感嘆符(!)、疑問符(?)で終わります。

文意の把握はもちろんのこと、場面や文脈に応じた文の役割を理解する必要があります。

Ⅰ.主部+述部の形を取る文

一般に、文はその主題となる部分と主題について述懐する部分とで成り立っています。

前者を主部といい後者を述部といいます。

例 We go to school on weekdays. (Weが主部で、go以下が述部)

Ⅱ.主部述部の形を取らない文

①命令文

命令文は、通常主語のyouは省略され、動詞(原型)から始まります。

命令文は人にものを命令したり、頼むとき使われますから、目前には常にyouがいるので省略できると考えるといいともいます。

例 Give me some chocolate. チョコレートください。

②主語の省略 

例 Thank you for your kindness. ( I が省略されています)ご親切に感謝します。

③主語+ be動詞 の省略

例  See you later! (I willが省略されています)またね。

④感情表現または呼びかけの語句

例 My good! おやまあ!

⑤相手の言動に対する応答や決まって使われる表現

例 Same to you. あなたもね。

⑥ことわざ

例 First come, first served. 早い者勝ち

  Out of sight, out of mind. 去る者日々に疎し